フィンペシアのリスク、副作用、危険性について。

フィンペシアって何？

フィンペシアとはプロペシア同等の効果をもつ医薬品です

フィンペシア・プロペシアは共に男性型脱毛症に有効な成分＂フィナステリド＂を含んでおり、この成分は男性型脱毛症診察ガイドラインにおいて最も効果の高い治療法の一つとして認められています。

• フィンペシアは個人輸入で買う

男性型脱毛症に有効な内服薬タイプの薄毛治療薬ですが、プロペシアと違い日本では未承認医薬品なので個人輸入で買うしかありません。

• フィンペシアはインド産

プロペシアを製造販売をしているのはアメリカのメルク社で、フィンペシアを製造販売しているのはインドのシプラ社です。この生産国の違いで価格の差がうまれているようです。

フィンペシアは安いの？

プロペシア同等の効果がありフィンペシアの方が安い

フィンペシアは、3ヶ月分で3000円ちょっとの価格で購入できますので、1ヶ月分を1000円ちょっとで購入できるということになります。

一方プロペシアは病院で処方されると、1ヶ月分で診察料等含め7000円～10000円ほどの価格がかかっててくるようです。1年で継続した場合で考えると、10万円程の差額が出ることもあるようです。

継続して使用したい内服薬ですので、フィンペシアを選択した方が断然コストパフォーマンスがよくなります。

フィンペシアを買うリスク、危険性、副作用

• フィンペシアは日本では未承認の医薬品です。

日本では販売してませんので、海外から取り寄せるしか手に入れる方法がありません。そうなると説明書が英文であるため、注意事項の確認が十分でなかったり、万が一何かあったとしても簡単には責任を問えません。そういう意味では保証や信頼においてはリスクを伴います。

• フィンペシアを買う場合は個人輸入代行サイトから買うことになります。

この代行サイトの中には、粗悪品や偽物もあるようで、間違って服用した場合危険が伴うといったリスクがあります。フィンペシアを購入するリスクは自己負担となり、それによって生じた副作用や治療費においても自己負担と、購入方法を間違えると大きなリスクを抱えることとなります。

• つまり個人輸入で買うと全て自己責任で買わなくてはいけません。

購入先を決める場合には、そのサイトの実績や成分や効能などの内容がしっかり記載されてある輸入代理店で買うべきです。中には悪質な業者もいますが、騙されたとしても自己責任で対応するしかありません。

フィンペシアの副作用

基本的にプロペシアもフィンペシアもフィナステリドという有効成分が入っているので副作用は一緒です。

■フィナステリドに伴う副作用
・性欲減退
・胃部不快感
・抑うつ症状
・肝機能障害等
などがあげられます。

• 性欲が減退するかもしれないリスク

フィンペシアの副作用として報告されているものに、ＥＤやうつといった後遺症が残るといった報告があります。プロペシア・フィンペシア両方に含まれているフィナステリドという成分が、男性ホルモンを抑制してＥＤにつながっているのではないかと言われているのです。

• 精子減少するかもしれないリスク

実際のところプロペシアの添付文書には生殖器の項目に、男性不妊症・精液の質低下（精子濃度減少・無精子症・精子運動性低下・精子形態異常等）の記載があります。男性ホルモンに働きかける薬ですので、副作用を十分理解したうえでの服用が大事ですね。

• 肝機能障害を起こすかもしれないリスク

フィンペシアなどの薬は長期的に飲み続けないと効果がでません。長い間薬を飲み続けていると肝臓に負担をかけてしまいます。体調が悪くなったら薬を中止する選択も必要になりますので、食事にも気を使い肝臓をいたわってあげる必要があります。

• 抑うつ症状になるかもしれないリスク

また、その他の項目には抑うつ症状とあり、全体的な注意事項として投薬中止後も継続した報告があるという記載もありますので注意が必要です。

フィンペシアは危険？

• キノリンイエローを含むフィンペシア

フィンペシアにはキノリンイエローという着色料に発がん性物質が含まれており、長期使用すると発がんの恐れがあると言われていました。しかし、2016年以降に販売されているフィンペシアにはキノリンイエローが使用されなくなったため、安心して購入できます。ただ、購入先から旧式タイプのものが送られてくる可能性もあるので、購入の際は十分に注意する必要があります。

• 個人輸入は疑いの目で見ろ

個人輸入を完全に信用してはいけません。ごく一部ですが、中には偽物を取り扱ってる店もあります。フィンペシア以外にも個人輸入で薬を買うときは信頼できるお店を自分でリサーチして買うべきです。

• フィンペシアは女性が触ると危険です

また、妊娠中の女性がフィンペシアを服用した場合、胎児に障害が出る危険性があるため女性がフィンペシアを服用することは絶対にやめましょう。
錠剤をピルカッターなどで半分にして飲む方法もやめましょう。錠剤にはコーティングが施されており、錠剤を割ってしまうとコーティングが剥がれて経皮吸収されやすくなってしまうので危険です。彼女と一緒に住んでる男性の方は特に注意する必要があります。

フィンペシアの安全性

■フィンペシアは案外安全？

• フィンペシアを発売してるシプラ社はインドの大手製薬会社

インドには何万という製薬会社があります。その中でもフィンペシアを発売しているシプラ社は世界150ヶ国以上に輸出をしている大手の製薬会社でもあります。インド国内でも一目置かれる存在でもあります。

• インドの製薬会社は世界的にも認められている

ジェネリック発展国のインドはより安く医薬品を作る技術に長けており、先進国や発展途上国にとっても注目されているのです。

• イメージで判断されてしまう

インドで製造される医薬品は品質が悪いと思われがちですが、製薬技術は高いです。発展途上国なイメージと、インターネットなどで偽物が出回ってる為、インド産＝粗悪品というイメージがついてしまったのではないかと考えられます。

• 問題は購入ルートにあってフィンペシアではない

どこの国でも偽物を売って利益を得る会社があります。フィンペシア自体はプロペシア同様安全性は認められています。問題は購入ルートを間違えると偽物を掴まされる危険性があるということです。

結局フィンペシアって効くの？

• フィンペシアはフィナステリドが有効成分です。

フィンペシアは未承認の医薬品のため、臨床試験は行われていませんが、有効成分についてはプロペシアと同様の効果が得られます。プロペシアの臨床実験での数値となりますが、1年服用して髪が増えた人は約6割、2年の服用で約7割、3年の服用で約8割という数値が出ています。同様、フィンペシアでも同じような効果が期待できます。

まとめ

• フィンペシアは価格が安い。しかしリスクもある

フィンペシアはプロペシアに比べ値段が安いですが、個人輸入でしか買えない為リスクがあります。そのリスクを理解したうえで納得できたら買ってもいいと思います。

• 副作用はプロペシアとほぼ同じである

有効成分がフィナステリドである為、プロペシアと同じような副作用がでます。しかし100%同じ薬ではありませんので、予測しない副作用にも注意が必要です。

• 購入ルートさえしっかりしてればリスクは抑えられる

信用できない個人輸入代理店などを利用しないで、実績のある販売ルートを選ぶようにしましょう。

• 自己責任である

フィンペシアを購入する際はこれらをしっかり理解した上で購入・服用しましょう。